CROSSROADS Language Studio’s Newsletter July, 2024 Zealandia

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地球の地質学に関する理解は、何百年も前からほぼ確立されている筈である。例えば、ユーラシア大陸をアジアとヨーロッパに分割しない場合は、6大陸-そうでなけれな7つの大陸があることは周知のとおりだ。アジアとヨーロッパ(ユーラシア大陸)に加えて、アフリカ、北アメリカ、南アメリカ、南極大陸そしてオーストラリアが存在する。これらは全て、大陸のあるべき姿の基準に合致している: 多種多様な岩石、(大陸周囲の海底に比べて)高い標高、(同様に大陸周囲の海底に比べて)厚い地殻そして巨大なサイズを有している。

高校の地理では、これが全体的な大陸の要約だ。それだけだろうか?はるか昔、紀元前4世紀、アリストテレスは北半球の陸地と釣り合う、未知の超大陸が南半球に存在すると理論づけた。紀元2世紀のプトレマイオスもこの推論を踏襲し、テラ・アウストラリス・インコグニタ(「南の未知の大地」)を世界地図に描き込んだ。

南半球のどこかに巨大な大陸が存在するというこの概念は、15世紀に遂に南の大陸(未知の大陸?)が発見されるまで、ヨーロッパ人の心を支配してきた、

1606年、ヨーロッパ人として初めて現在のオーストラリアに到達したのは、オランダ人のウィレム・ヤンツォーンだった。しかし、彼が到達し、部分的に測量した土地は、発見されていない、あの南の大陸ではなかった。

謎に包まれた南の大陸の探索で、次に登場したのは、またしてもオランダ人、悪名高きアベル・タズマンだった-現在のオーストラリアの島州、タスマニアは彼の名前にちなんで付けられた。彼はニュージーランドの南の島にたどり着き、先住民のマオリ族と実に不愉快な出会いをし、尻尾を巻いて二度と戻ることは無かった。しかし、記録は残っている。

375年後、ジーランディアは世界で8番目(いや7番目?)の大陸として正式に承認された。おそらく、何世紀にもわたってヨーロッパ人の想像力を掻き立てた偉大な南の大陸ではないかもしれないが、94%が水面下にある大陸だ!上の地図を見れば、オーストラリアの東、ニュージーランドの下にあることがわかる。水面下にありながら、大陸のあるべき姿の基準には全て合致している(上記説明を参照)。これら基準事項を決定する専門家には水面下という事実は微細な問題だ。3,156,300平方キロメートルの、「サフル大陸棚」とも呼ばれるニューギニアを含むオーストラリア大陸と大陸棚の半分以上の大きさを持つ大陸である。

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