CROSSROADS Language Studio’s Newsletter September, 2024 OMEGA 3-6-9
健康に気を配っている人なら、オメガ3脂肪酸という言葉を耳にしたことがあるだろう。
また、いつも最新情報に気を配っているようなら、オメガ6とその兄弟オメガ9のこともすでに聞いたことだろう。
これらの脂肪酸は、私たちの食物に通常含まれている基本的な脂肪の種類です。それでは、オメガ6とオメガ9がどのようなもので、なぜ私たちにとって良い物なのか、さらに詳しく見てみよう。
不飽和脂肪酸の一種であるオメガ3は、しばしば「善玉脂肪」と呼ばれている。キャノーラ油や亜麻仁油などの植物油に含まれているが、ナッツ類や葉野菜、海洋動物にも含まれている。オメガ3脂肪酸には3種類あり、最も有益なものは天然のサーモン、マグロ、サバ、イワシに多く含まれている。オメガ3脂肪酸は心臓や血管の健康にプラスの影響を与えている。コレステロールを調整し、心不全や心臓発作のリスクを軽減してくれる。さらに、オメガ3脂肪酸は私たちの目や脳細胞の健康を大きく改善してくれる。
オメガ6も不飽和脂肪酸の一種で、最も入手しやすいタイプである。赤身の肉、食用鳥肉、卵、魚介類に含まれている。その他、数例挙げるとひまわり油、豆腐、クルミなども良い取得源である。
オメガ6には心臓を守る働きがあるが、特に皮膚(皮膚も臓器のひとつ)、筋肉、肺、脳のような重要な臓器の正常な働きにとって有益だ。
オメガ3もオメガ6も「必須」脂肪酸で、体内で生成できないため、食事かサプリメントで摂取する必要がある。
一方、オメガ9は体内で生成されるため、必須脂肪ではない。しかしながら私たちの全体的な健康保持には極めて重要である。オメガ9は、腸、肝臓、目、皮膚の炎症を予防し、調整してくれる。
オリーブオイルから摂取するオメガ9は、特に心臓病の症状軽減に効果があり、認知症のリスクも低下させる。
オリーブオイル以外に、アボカド、アーモンド、各種ナッツ類、ピーナッツバターなどに通常含まれている。
私たちの体はこれら3種全てが必要であることから、バランスの取れた食生活を送ることが大切になる。これらは、それぞれが異なる役割を果たし、連動して私たちの体、全体の健康を最適なレベルに維持するために働いている。
ほとんどの人が働き過ぎの状態で、食事に気を配る時間や配慮が足りない現状では、体が必要とする食生活を満たすのは難しい。
魚油の錠剤で食事を補うのは簡単な方法のように思えるかもしれないが、これらの錠剤に副作用がないわけではない。魚油を摂取すると、胃がもたれたり、下痢をしたり、口臭が伴うことがよくある。
おやつにナッツ類を選び、週に2-3回、脂ののった海洋魚をランチに食べ、葉野菜のサラダにオリーブオイルをかけるだけで、食事から健康維持に必要なレベルのオメガ3 – 6 – 9を摂取することができる。なので、時々これを思い出し、体にやさしくなってくださいね!
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